この世のありとあらゆる創作物は「著作権」で保護され、複製や無許可転売から守られています。もちろんそれは、アダルト動画も同じこと。作成者の許しを得ずに転用した場合には、著作権違反で、裁判で必ず負けます。無断ダウンロードもまた、著作権侵害です。

著作権、出版権、著作隣接権の侵害は10年以下の懲役または1000万円以下の罰金、またはその両方という重い罪です。ちなみに法人が著作権違反を犯した場合は、億単位の罰金が発生することも。

よく知られている通り、著作物を作成者に無断でネットにアップロードするのは、犯罪です。あまりに数が多くてみなさん無感覚になっているかもしれませんが、無料アダルトサイトにアップされている動画も、そのほとんどが違法動画ということになります。

なぜこれが罰せられないのかといえば、著作権侵害は「親告罪」だから。被害者が「著作権を犯された！」と訴え出ない限り、警察は動かないのです。
無断アップロードされている作成者としても、いちいち裁判にしていてはキリがないので、ただそのサイトに対して削除を求めるという対応で済ませていることが、ほとんどなのですが…。

さて、最近では著作権法も改正され、以前までとは少々事情が変わっています。

平成24年10月の決定により、「無断にアップロードされた作品と知りながら動画（音楽やビデオ）をダウンロードすると、それだけで罰せられる」こととなりました。罰則としては、2年以下の懲役、または200万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。

実際の逮捕例はまだ多くありませんが、それ以来、違法ダウンロード件数は減ったとも言われています。すなわち著作権違反の「抑止力」としては作用しているのでしょう。

現在はまだ無料アダルトサイトにお世話になっているという方も多いはずです。
あまりに違法動画の数が多いために無感覚になってしまいがちですが、当然、それをアップしている人たちはたまたま訴えられていないだけです。当然、その動画をダウンロードした場合にはあなたも逮捕されるおそれがあります。

もし、有料アダルトサイトの動画がアップされていたとしても、それをダウンロードするのは絶対にNG。とりわけ最近は、FC2動画が、一種見せしめ的に厳しく取り締まられているように、警察はこの種の事件の対応に積極的です。

もちろん、個人にまで捜査の手が伸びてくる可能性もあります。それが児童ポルノ作品なら、もう最悪です。ニュースに名前まで出てしまうので、多くの場合、社会復帰も難しい状態となってしまいます。

それに比べて、このサイトで紹介している有料サイトは、それらの心配自体ありません。無修正動画などの保存も自由ですし、セキュリティ面から言っても圧倒的に優秀。あらゆる意味で有料アダルト動画サイトを利用する方が合理的といえます。

もし個人が有料アダルト動画サイトからダウンロードした作品を、無断で投稿サイトにアップした場合には、どんな制裁が待っているのでしょうか？

まずは、「侵害行為の差し止め請求」があり、さらに「損害賠償の請求」「不当利益の返還請求」、そして「名誉回復などの措置の請求」があります――要するに、「莫大な額の弁償を求められる」ということです。

「まさかそんなこと、現実には起こるまい」と楽観している方も多いかもしれませんが、AV業界も女優への示しをつけるために、時として本気で訴訟を行うこともあります。多くの場合、損害額は個人で賄えるレベルではないので、くれぐれも愚かな行動はお控えを。